本日 54 人 - 昨日 27 人 - 累計 56880 人
皆様、先日はわたし達アンサンブル・ハイブリッジの第5回ミニコンサートにお出でくださり、ありがとうございました。
おかげさまで50人近くの方にご来聴いただき、深く感謝しております。
拙い演奏ではございましたが、少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

お礼が遅くなり、申し訳ありません。今後とも精進しますので、よろしくお願いいたします。

第5回ミニコンサート(荻窪教会)

というわけで、昨日は演奏会開けの再開第1回の練習でした。
ハイブリッジの当面の目標は、バード「三声のミサ」全曲を歌える実力をつけること、といたします。
手始めに、次回以降は"Gloria"にチャレンジします。
また、演奏会の最後に歌ったSwinging Baroqueも楽しかったので、またレパートリーを増やそうということになり、早速、ヘンデルの「エアー」(『調子の良い鍛冶屋』のアリアです)の練習をはじめました。

今年は来週20日の練習が最後になります。
ひきつづき団員も募集しておりますので、皆様、どうぞよろしく(^^)


明日はアンサンブル・ハイブリッジの第5回ミニ・コンサートです。

私たちは2005年の結成以来、男声アンサンブルの面白さと美しさに魅せられて活動を続けてきました。
今回は2年ぶり・ 5回目の演奏会となります。中核メンバーであった岡橋孜氏(Bar)の急逝、他のメンバーの予想外の公私多忙などがあり、前回から間が空いてしまいましたが、ようやく皆様に歌をお届けできるようになったことを喜んでおります。

いつものレパートリーである日本語の歌に加え、ラテン語のミサ曲にも再びチャレンジします。私たちの目指す「輝きのある声」の響きと歌を、少しでも感じ取っていただければ幸いです。

昨日(11月22日)は、本番前の最後の練習となったため、いつものように高橋先生の奥様で声楽家の春日成子先生にも聴いていただき、ご指摘をいただきました。素人にも分かりやすい言い方で、表現のメリハリについて教えていただけたのはとても貴重な機会です。
「上体を揺すってリズムをとってはダメ。だんだん遅くなってしまうから。」
「p(ピアノ)の表情記号があったら、普通に話す声の大きさで、と考えた方がいいでしょう。」
「Du ba du baとスウィングを歌うとき、aの母音で口を開けすぎているんじゃないかしら。」(これは高橋先生の日頃の指摘とまったく同じなので、全員苦笑い)

こんな感じで、なんとか本番直前までたどり着きました。

明日は午後2時半開場、3時開演です。荻窪教会(JR荻窪駅南口下車、徒歩5分程度)ですよ!

正直言って、けっして「高級な音楽・難しい歌」は歌いません。声楽マニアの方から見たら、なんだ初歩程度のプログラムか、と思われるかもしれません。ほぼ1パート1人のアカペラですから、いい点もまずい点も、すべて顕微鏡の下で拡大したように見えてしまうと思います。それでも、一人ひとりが、より明るく、ナチュラルで、輝きのある声を目指して、自分の持つ発声の癖や歪みを直しつつ、進んできた結果をお聴かせいたします。

シンプルな歌ですが、楽しんで聴いていただければ幸いです。

佐藤知一(T)

アンサンブル・ハイブリッジの練習、今日は演奏会場の荻窪教会で本番前の会場合わせ。いわゆる「ゲネプロ」でした。

 荻窪教会 杉並区荻窪4-2-10 Tel:03-3398-2104
 演奏会は11月24日(祝)15時〜です(開場14:30)

荻窪教会は荻窪駅南口下車、徒歩5分程度のところにある、小さいけれどもとてもすてきな教会です。中に入ると天井が高い上に、トップライトがうまく空の光を取り込んでいて、今日のように秋の日の青空が広い朝は、隅々まで明るくてとても美しい。建築的にも、工夫して上手に作っています(というのは、バリトンで建築家の木村さんの評)。

ゲネプロですから、本番と同じ順番でさらっていきます。最初に、「希望の島」「お爺さんの古時計」「三羽の烏」などの日本語の歌。ついで、「ともしび」「しずけさ」などのロシア民謡。

後半は、バード「3声のミサ」から、Kyrie, Sanctus, Agnus Dei。
さらにラモー「夜への賛歌」、"Swinging Baroque"曲集からバッハ「Anna Magdalena」(いわゆるメヌエット)、そして最後はシャルパンティエ「Prelude」(テ・デウム序曲)。プレリュードでコンサートを締めるというのもなんだかおもしろい曲順ですが、しっとりと始めて最後は祝祭的に終わりたい、という気持ちでこうなった次第。

まあ、練習会場での録音を今、聞き直してみると、まだまだ改善すべき余地は多々あるものの、いい曲が多いかな、と思います。ま、本格的な音楽ファン・声楽マニアには少し物足りないかもしれません(編成も全部アカペラだし大曲もないし)。しかし、やさしい曲を一つ一つ丁寧に歌うのだって、やはり合唱の楽しみの一つかと。

とくに、バード「3声のミサ」は、さすが音楽史に残る傑作だけあって、わずか3声部なのに本当にハーモニーが美しい。ポリフォニー音楽の一つの完成形だ、とあらためて思います。作曲者のバード自身は、英国国教会のトップである王立礼拝堂のオルガニストでありながら、同時に迫害されるカトリック教徒として密かにラテン語のミサ曲を作り続けていた訳です。だから、歌っていると、彼独特の甘くてちょっと哀調を帯びた旋律の中に、ときどき強く悲痛な希求を感じることがあります。最終曲Agnus Deiの後半、"Dona nobis pacem"、我らに平安を与えたまえ、などはその箇所でしょう。そういうところが、少しでも伝わればいいな、と思います。

アンサンブル・ハイブリッジの練習、今日は演奏会場の荻窪教会で本番前の会場合わせ。いわゆる「ゲネプロ」でした。

 荻窪教会 杉並区荻窪4-2-10 Tel:03-3398-2104
 演奏会は11月24日(祝)15時〜です(開場14:30)

荻窪教会は荻窪駅南口下車、徒歩5分程度のところにある、小さいけれどもとてもすてきな教会です。中に入ると天井が高い上に、トップライトがうまく空の光を取り込んでいて、今日のように秋の日の青空が広い朝は、隅々まで明るくてとても美しい。建築的にも、工夫して上手に作っています(というのは、バリトンで建築家の木村さんの評)。

ゲネプロですから、本番と同じ順番でさらっていきます。最初に、「希望の島」「お爺さんの古時計」「三羽の烏」などの日本語の歌。ついで、「ともしび」「しずけさ」などのロシア民謡。

後半は、バード「3声のミサ」から、Kyrie, Sanctus, Agnus Dei。
さらにラモー「夜への賛歌」、"Swinging Baroque"曲集からバッハ「Anna Magdalena」(いわゆるメヌエット)、そして最後はシャルパンティエ「Prelude」(テ・デウム序曲)。プレリュードでコンサートを締めるというのもなんだかおもしろい曲順ですが、しっとりと始めて最後は祝祭的に終わりたい、という気持ちでこうなった次第。

まあ、練習会場での録音を今、聞き直してみると、まだまだ改善すべき余地は多々あるものの、いい曲が多いかな、と思います。ま、本格的な音楽ファン・声楽マニアには少し物足りないかもしれません(編成も全部アカペラだし大曲もないし)。しかし、やさしい曲を一つ一つ丁寧に歌うのだって、やはり合唱の楽しみの一つかと。

とくに、バード「3声のミサ」は、さすが音楽史に残る傑作だけあって、わずか3声部なのに本当にハーモニーが美しい。ポリフォニー音楽の一つの完成形だ、とあらためて思います。作曲者のバード自身は、英国国教会のトップである王立礼拝堂のオルガニストでありながら、同時に迫害されるカトリック教徒として密かにラテン語のミサ曲を作り続けていた訳です。だから、歌っていると、彼独特の甘くてちょっと哀調を帯びた旋律の中に、ときどき強く悲痛な希求を感じることがあります。最終曲Agnus Deiの後半、"Dona nobis pacem"、我らに平安を与えたまえ、などはその箇所でしょう。そういうところが、少しでも伝わればいいな、と思います。

先日の練習は、月曜日夜7時からの臨時練習でした。
久しぶりに、鈴木(Ten)、高戸(Ten)、吉村(Bar)、木村(Bar)、松尾(Bas)、そして佐藤(Top)の6人が揃い踏み。

11月24日のミニコンサート@荻窪教会で、第2ステージでやる予定のロシア民謡4曲を、まずは練習しました。
・「モスクワ郊外の夕べ」
・「ともしび」
・「ステンカラージン」
・「しずけさ」

ロシア民謡は'60年代ごろにけっこう流行し、ダーク・ダックスなども歌っていたので、ある年代以上の人には馴染みのある曲目でしょう。かつて、「うたごえ喫茶」なる場所が都内に何カ所か有り、そこでも好んで良く歌われたとか(わたしは行ったことありません)。

しかし、以前最初に「モスクワ郊外の夕べ」を歌った時、西欧の民謡などに比べて響きやハーモニーが、ロシア的としかいいようのない独特の哀調を帯びていて、その違いに驚きました。世界にはいろいろな良い歌があるんだなあ。歌詞も、夏の夕暮れのひとときの情景のはずなのに、あっというまに夜が白んできて、白夜に近い北国の短く浅い夜を感じます。

練習後半は、前回に続き、Swinging Baroqueの2曲。ダバダバ語のスキャットというのは一種の歌遊びですよね。そういう遊びのあるところも、合唱曲の楽しさです。しかし、意味のないダバダバ語なのに、母音の発音に徹底的にこだわって指導されるところが、いかにも高橋康人先生流、というか(^^;)。皆様も演奏会当日、われわれがいかに流暢にダバダバ語を唄えるか、楽しみにしていてください(笑)。

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