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今日は気分がいい。

ファルセットで、上のCの音が出たから。
バード「三声のミサ」のGloriaで、トップのパートに一箇所だけ、上のCの音が出てくるのです。それも、よりによって"Altissimus"(最も高き)なんて歌詞がついている(-_-;#)。というよりか、そういう歌詞の箇所だから最高音形にしたのでしょうが。

これが、この半年以上、ずっと出せなかった。昔、というか2年前までは何の苦もなく唱えていたハズ。何故だ! どうして! 声帯の不調か? それともまさか、老化現象?

ずっと心中焦っておりました。今日の練習でも最初の方は出なかった。それが、ある瞬間に、ふっと唱えた。理由は分かりません。もう一度。また出た。さっきより苦しかったけど、さっきより気張ったせいかもしれない。

ともかく、出せたのです。いや、それだけの報告なんですが(^^;) でもやっぱり、単純にうれしい。きっと今日は、半日くらいは機嫌が良くでしょう。ああ、歌唄いって、いや、もとい、俺って、ひどく単純な男(^^)


イからエに移る時に、口腔の後ろを開けて響かせようとしないこと。むしろ響きを少し上(鼻腔側)にとる。同じ位置のままで歌う。それで響きが多少、薄いように感じられてもかまわない。

ただし高い音で、エを鼻腔側に取ろうとすると、かえって後ろを開けてしまう。上にとろうとして、かえって後ろ側に力を入れやすい点に注意。

アの母音は、つい口の下半分を開け過ぎてしまう。まるで少し顎を引いたように、下を向いたように。これを避ける。



・・というのが、本日、発声練習のときにつけたメモの内容です。このところ、メンバーが3人のみだったので、ほとんど個人指導レベルのきめ細かさで、声の出し方を高橋先生から教えてもらっています。

ところで今日は、練習終了直前に、病気療養中だったセカンドの鈴木さんが久しぶりに姿を見せてくれました。6月に目の手術を受けたばかりとのことで、また入院その他で足も弱ったので、天気の良い日でないと外出できないとのこと。それでも久しぶりに笑顔に接することが出来て、皆ほっとなごんだ練習日でした。

(1) まず椅子に浅く座る。
(2) それから片足を前に投げ出して、まっすぐに伸ばす。もう一方の足は普通に床につけたまま。
(3) 次に伸ばした足の足首を直角に曲げる。
(4) それから、背筋をのばして坐骨を立てる。ここが大事。背中や腰が丸まったままだとうまくいかない。
(5) そして、そのまっすぐな背筋のまま、上半身を前に倒す。顔は前に向けておく(顔を下に向けると背中が丸まってしまう)。
(6) そうすると、伸ばした足のふくらはぎが、ストレッチされる。このまま5つ数える。
(7) 上半身を戻して、ちょっとリラックス。
(5)-(7)を、4、5回繰り返す。

…これが高橋式の、ふくらはぎと脚の後ろ側を緩める体操です。
若い頃には想像もつかなかったのですが、この頃、気がつくとふくらはぎがパンパンに張っていることがあります。とくべつ何か走ったり運動をした訳でもないのですが、年齢のせいでしょうか。
今朝は上に書いた体操から始まったのですが、気持ちが良かった。(そういえばふくらはぎをマッサージして長生きする、とかいった本もあったな^^;)

ともあれ、身体のこわばりをほぐしてから声を出すのが、わたし達の練習です。そうしないと、余計なところがいつの間にか力んで、声が歪んでしまうから。声はまことに正直です。

本日の練習曲目は、「三声のミサ」からGloria、そしてSwinging Baroqueから2曲でした。

気がつくと2ヶ月近く、練習日記を更新していませんでした。すみません。

今年からバリトンに永瀬さんが加わり、4声のバランスをとりもどしつつある我らがアンサンブル・ハイブリッジ。このところの練習曲目は、バード「三声のミサ」から"Gloria"と、Swinging Baroqueから、ヘンデルの"Swinging in Air"(「調子の良い鍛冶屋」のアリア)でしたが、今週からさらに新曲が登場。同じ曲集から、Fuxの"Brighten the Day"の楽譜を読み始めました。見開き2ページの短い曲、と思いきや、いろいろと変化が多くて面白い。
ほかに、ハイブリッジのテーマソングである、"Tell Me Why"(バーバーショップ・スタイルの曲です)と、ロシア民謡「しずけさ」も少しずつ練習しています。

昨日の練習は3人だったので、ときどき、個人単位の指導モードに入りました。わたしを含め、皆が同じように注意されたのは、楽譜の音の上下につられて、顔やのどを上下させずに、「同じ位置で歌いなさい」ということ。これ、良く言われるのですが、できないんですよねぇ(^^;)。どうしても、高い音はつい、のどを持ち上げたり、低い音は顔をさげたり。無意識にやってしまいます。人の歌っているところを見ると気がつくんですが、自分には気がつけない。
歌は奥が深いなあ・・

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さて、昨日、新年の第1回練習で、うれしいニュースがありました。
今回から、新しく長洲正明さんが仲間として、わがアンサンブル・ハイブリッジに参加されるとのことです。パートはバリトンです。

長洲さんは60歳過ぎてから合唱をはじめられたとのことですが、すでに他の大きな合唱団で「第九」まで歌っておられるとのこと。すごいですね(ちなみに佐藤は第九を歌ったことはありません^^;)。短期間で上達される向上心を見習いたいと思いました。

昨日は、バード「三声のミサ」から、新たに『Gloria』の譜読みをはじめました。さらに、「Swinging Baroque」曲集から、ヘンデルの"Swinging in the Air"(これは例の「調子の良いかじ屋」のアリアです)を歌いました。

ハイブリッジは、現在も積極的にメンバーを募集中です。合唱経験は問いません。新年に、新しいことにチャレンジしてみたい方、一度見学に来てみませんか? 

皆さんの新年も明るい響きに満たされますように。

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